生命保険ブログ
生命保険をシンプル、明快に書きなぐるブログ
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私は堀江隆文(ホリエモン)さんのファンですが、彼の発言(あるいは著書の文章)の中には、頭が「?」になってしまうことが往々にしてあります。
そのせいか、彼にはアンチも多いのですが、別の書籍や、彼のブログなど他の情報源を網羅して観察すると、「ああ、あの発言の真意はそういうことなのね」と納得できることがあります。
例えば、彼の発言の一部に、
「生命保険は必要ない」
といった趣旨の主張があります。
その理由は、
・自分の死後のことは知ったことではないから・確実に胴元が儲かるギャンブル商品だから
とのことです。
死後のことは知ったことではないという主張は、客観論ではなく主観論なので議論の余地はありません。そして、胴元が儲かるのは当然の話です。
彼には他の主張もあります。
先ほどの発言では明らかに言葉足らずなので、さらに付け加えると、
①30代とか40代で、死んでしまう場合以外に、生命保険のメリットはあまり無い②(保険)会社によって違いますけど、銀行の預金よりも資産運用の自由度が高いので、結構リスクの高い金融商品で運用して、保険金の原資に充てますから、今回のサブプライムショックとか、まじヤバイです。運用資産がかなり痛んでいるはずです③遺産にすべく財産形成を考えるならば、それこそ先日紹介した、もろへいや氏の投信とか、そういうのを生命保険にまわす金で買ったほうがよっぽどよいです。生命保険会社は、メガ投信のようなものですからね。市場で大きくなりすぎた鯨のようです。(六本木で働いていた元社長のアメブロから引用:http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10150455538.html)
これは、ほぼ正しいですね。
①は、「生命保険が必要な人もいる」という裏付けになります。つまり、彼が、「生命保険は必要ない」といったのは、あくまでも「自分には」というだけなのです。
そして、②もその通りです。保険会社がつぶれると、その会社の保険商品を契約していた人たちは軒並み損をします。いま、中国を発端とする世界同時株安がニュースになっておりますが、この先、リーマンショックの再来となり、保険会社が倒産する可能性も否定できません。
③も正しいです。保険はあくまでもリスク補完商品であり、資産(財産)形成のための商品ではありません。
例えば、月に1万円の生命保険をかけていたとして、満期まで何もなかったとしたら、丸損です。自分が死ななければ、意味のない投資なのです。
本当に家族の老後や、自分の死後のことを考えるならば、「保険への投資だけで満足せず、生きているうちに貯蓄をし、投資をし、資産形成にもっと尽力した方がいいのでは?」というのが、彼の主張だと思います。
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